「Office使えなくなる」と脅すメールが再び流通
フィッシング対策協議会によれば、今回確認されたフィッシングサイトはすでに停止しているが、今後も類似した攻撃が発生する可能性もあるとして、注意喚起とともに、攻撃を見かけた際は同協会まで情報を提供してほしいと呼びかけている。
類似した攻撃は1月12日にも確認されている。トレンドマイクロによれば、同日の攻撃では短時間に1万件以上のメールが日本国内へ拡散。国内から少なくとも3000件以上のアクセスがあり、接続をブロックしていた。
またカスペルスキーによれば、前回の攻撃は日本語以外の環境で同サイトへアクセスすると、ショッピングサイトが表示されるよう細工。日本人がターゲットとなっていた。
その際に利用されたサーバはロシアのIPアドレスを利用。ドメイン登録者はロシア人と見られる名前を名乗るも国名は中国で、一部サイトに中国語が使用されていたことがわかっている。
(Security NEXT - 2017/01/31 )
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