厚労省、臨時給付金に便乗した詐欺に注意喚起
厚生労働省は、2015年度の「臨時福祉給付金」や「子育て世帯臨時特例給付金」の支給にともない、発生が予想される振り込め詐欺や個人情報の詐取について注意喚起を行った。
「臨時福祉給付金(簡素な給付措置)」と「子育て世帯臨時特例給付金」は、消費税率の引き上げによる負担を緩和する目的で、対象世帯に支給されるもの。2015年度の支給開始にともない、厚労省では便乗した詐欺が発生するおそれがあるとして警戒を強めている。
同省では、自治体や同省が、給付金を支給するために手数料などの振込みを求めたり、ATMを操作させたり、世帯構成や銀行の口座番号などの個人情報を聞き出すことは絶対にないと説明。
家庭や職場に自治体や同省の職員を名乗る電話がかかったり、郵便物が届いた場合は、自治体または最寄りの警察署に連絡するよう求めている。
(Security NEXT - 2015/11/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
個情委、学校の個人情報事故に注意喚起 - 紛失が5割弱、ICT化の影響も
