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ALSI、VPNを活用したiOS向けセキュリティサービス

アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は、スマートデバイス向けにセキュリティサービス「InterSafe MobileSecurity」を提供開始した。

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麻地徳男氏(画面左)と中山明氏(同右)

同サービスは、スマートデバイス向けのセキュリティ対策サービス。VPN接続によりすべての通信を同社が用意したサーバを経由させることで、ホストベースのウェブフィルタリングやアプリの利用制御、ファイアウォール、MDM機能などを提供する。

さらにオプションとして、プロクシを利用したHTTPS通信に対するフィルタリング機能や拠点間VPNなどを提供。提供当初はiOSに対応し、今後はAndroidにも対応していく予定。料金は、基本サービスが540円/月。同社では初年度に3万ライセンスを提供したい考え。

同社が従来より提供するオンプレミス製品は、パートナーを通じて提供していたが、今回開始したクラウドサービスは、同社が直接顧客へ販売することになる。

記者説明会に登壇した同社代表取締役社長の麻地徳男氏は、「日々の生活でスマートデバイスは欠かせない存在。タイムリーに製品やサービスを提供していきたい」と説明。

同社取締役セキュリティ事業部ビジネス企画部長の中山明氏は、「トラブルが発生しても顧客と近いクラウドサービスならばスムーズに対処でき、より品質が高いサービスの提供が可能になる」と語り、クラウドサービスが、同社と顧客の双方へメリットがあることを強調した。

(Security NEXT - 2015/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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