Androidに悪意あるページを見るとコード実行される脆弱性 - アップデートの適用を
「Android」の標準ブラウザや「WebViewクラス」を利用しているアプリで細工されたページを見ると、任意のコードが実行される脆弱性が存在するとして、脆弱性ポータルサイトのJVNではアップデートを呼びかけている。
「Android 3.0」から「同4.1.x」において、標準ブラウザや「WebViewクラス」を実装しているアプリから、細工されたウェブページを閲覧し、脆弱性「CVE-2013-4710」が悪用された場合、OSの機能を起動されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスのいずれも該当製品がある。早い製品では2012年11月より修正用のアップデートが公開されており、一部端末を除き、すでに多くの端末に対してアップデートが供給されている。
今回明らかになった脆弱性は、江口珠美氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2013/12/17 )
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