Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

駅職員がPASMO乗車履歴を不正入手、ネット書き込み - 東京メトロ

東京メトロにおいて、駅職員が顧客情報を不正に入手してインターネットへ書き込み、懲戒処分となっていたことがわかった。

同社によれば、飯田橋の職員が、2011年2月に顧客のICカード乗車券「PASMO」による乗車履歴を、駅改札窓口の係員操作機を利用して数回にわたり不正に入手。2月14日にインターネットの掲示板へ書き込みを行っていた。

翌15日に被害に気が付いた顧客より指摘を受け、同社が調査を実施、問題が発覚した。同社では同顧客に対して謝罪したが、顧客より要望があり公表を控えていたという。

同社では3月に職員を懲戒解雇。職員教育を実施し、8月にICカードがない状態で利用履歴が閲覧できないよう機器を改修したと説明している。

(Security NEXT - 2012/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

元従業員が顧客情報を不正持出、貸与PC点検で判明 - T&Dリース
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
教員2人のメルアカ侵害、差出人情報流出のおそれ - 中央大
都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ
e講習受講者情報が閲覧可能に - プレストレストコンクリート工学会
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
人事データやメールの不正閲覧で職員を処分 - 奈良市
委託職員が患者に私的LINE連絡、第三者に共有 - 都立病院