総務省、スマホ利用者情報の取扱について検討するWGを設置
総務省は、スマートフォンの普及が急速に進んでおり、スマートフォンに蓄積された利用者情報の取り扱いを検討するため、有識者による研究会にワーキンググループを設置した。
同省が2009年より開催している「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」に、「スマートフォンを経由した利用者情報の取扱いに関するWG」を設置したもの。
スマートフォンでは、電話、メールの利用履歴や電話帳データ、位置情報、アプリの利用履歴など、端末内部に蓄積されたデータがアプリなどで収集され、第三者へ提供される場合がある一方、利用者が十分認識していない場合もあることから、利用者情報の安全な活用やサービス向上について、検討を進める。
同WGには、研究者や有識者、弁護士が参加。1月に第1回会合を開き、諸外国の動向を含む現状や課題などを把握したうえで、望ましい利用者情報の取り扱いについて、6月をめどに取りまとめる予定。
(Security NEXT - 2012/01/20 )
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