Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

全国22の郵便局でのべ32万人の顧客情報を紛失

全国22の郵便局において、ゆうちょ銀行関連の顧客情報のべ31万8000件、および約600社の法人顧客情報などが所在不明になっている。

全国22の郵便局において、DVDやCD-R、フロッピーディスクなどに窓口端末機やATMの取引内容を記録したジャーナルを紛失していることが判明したもの。

2008年4月以降の紛失状況については、すでに調査が実施されていたが、2010年11月9日に大井緑ヶ丘郵便局で紛失が発覚したことから、全国の郵便局を対象に、2006年10月から2008年3月までの記録媒体の保管状況についても調べたところ明らかになった。

ジャーナルに記録されていた情報は、おもにゆうちょ銀行関連の情報で、個人顧客のべ31万8000人の氏名、住所、電話番号、口座番号、取引金額など記録されている。またそのうち25万8912人については印影も含まれる。

(Security NEXT - 2011/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
個人情報が記載されたチケットが所在不明に - 神戸六甲鉄道
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大
個人情報含むUSBメモリ4本が所在不明、監査で発覚 - 静岡県