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まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を

サーバやパソコンなどをアップデートし、脆弱性を解消することや、セキュリティ対策製品における定義ファイルを最新の状態としておくなど、基本的なセキュリティ対策を徹底し、リスクを低減する。

インターネットなど外部に露出されている「攻撃対象領域(Attack Surface)」となりうる部分については念入りに調べる必要がある。特に脆弱性が存在するリモートアクセス機器、ファイル共有ツールなどは標的とされやすい。

脆弱性の放置や容易に予測できるパスワード、使いまわしたパスワードなどは大変危険だ。休暇中に使用しない機器は電源を切ったり、アクセスを制限することでリスクを下げることができる。

年末年始は、在宅業務やテレワークを活用する機会が増加する。個人情報や機密情報を持ち出す際のルールについてもあらためて確認し、組織内に周知しておきたい。

機器やメディアの紛失、盗難に備えた対策はもちろん、リモートアクセス環境においてセキュリティが確保されているか、再点検しておくと安心だ。多要素認証もできる限り活用したい。

(Security NEXT - 2025/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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