「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性「CVE-2025-61757」が悪用されていることを受け、米当局は注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間2025年11月21日、「CVE-2025-61757」を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加した。
「CVE-2025-61757」はOracleが四半期ごとにリリースしている定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」で2025年10月に修正されている。
CISAでは同脆弱性が悪用されているとして米行政機関へ対応を促すとともに、広く注意を呼びかけた。
同脆弱性に関しては、報告者であるSearchlight Cyberより2025年11月20日に脆弱性の詳細が公開されている。
発表内容をもとにSANS Instituteの研究者がアクセス状況を確認したところ、2025年8月30日から9月9日にかけて、3件のIPアドレスより脆弱性に対するスキャン行為が行われていることを確認した。ただし、いずれも発見者による調査活動の一環と見られている。
(Security NEXT - 2025/11/25 )
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