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米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も

のこる3件については2017年以前に確認された比較的古い脆弱性となる。

オープンソースソフトなど、ソフトウェアサプライチェーンへ組み込まれている場合もあり、あらためて注意する必要がある。

「GNU Bash」に関する「CVE-2014-6278」は、環境変数を通じて任意のコマンドを実行される危険性がある脆弱性。「Shellshock」の脆弱性とも関連しており、2014年に報告されている。「Jenkins」関連では、保護機能を回避してリモートよりコードを実行される「CVE-2017-1000353」について注意を呼びかけた。

Juniper Networksの「Juniper ScreenOS」では、2015年に確認された認証バイパスの脆弱性「CVE-2015-7755」の悪用が確認されている。リモートから管理者権限を取得されるおそれがあり注意が必要となる。

(Security NEXT - 2025/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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