「Linuxカーネル」の暗号通信処理にLoP脆弱性「Dirty Frag」
「Linuxカーネル」に権限昇格の脆弱性が明らかとなった。別名「Dirty Frag」とも呼ばれており、概念実証コード(PoC)も公開されている。
「IPsec」において暗号化や改ざん検知を行うために利用されるプロトコル「ESP」の処理に脆弱性「CVE-2026-43284」が確認された。「同4.11」以降の広範なバージョンに影響があり、一部では別名「Dirty Frag」とも呼ばれている。
「IPv4」や「IPv6」の「UDP」における「ESP」を処理する際、共有しているメモリ領域を保護せず、そのまま復号処理を実行することが判明。
細工したデータを処理させることでメモリ内容を書き換えることが可能となり、ローカル環境においてroot権限を取得されるおそれがある。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.8」、重要度を「高(High)」と評価している。
(Security NEXT - 2026/05/11 )
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