「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
のこる2件「CVE-2025-38352」「CVE-2025-48543」については、Androidの月例セキュリティ更新において悪用の報告が行われた脆弱性となる。
「CVE-2025-48543」は、「Android Runtime」における解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性。サンドボックスによる制限を回避され、権限昇格が可能となる。
一方「CVE-2025-38352」は、Linuxカーネルにおいて「TOCTOU(Time-of-Check Time-of-Use)」による競合状態が発生し、権限の昇格が生じるおそれがある。
CISAでは、CVSS基本値をそれぞれ「8.8」「7.4」と評価。重要度はともに「高(High)」とレーティングしている。
(Security NEXT - 2025/09/05 )
ツイート
PR
関連記事
「Android」の2025年9月パッチが公開 - ゼロデイ脆弱性2件を解消
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
コンテナセキュ基盤「NeuVector」に脆弱性 管理者パスワードの変更を
「ImageMagick」に脆弱性 - 不特定多数の画像処理で影響大
セイコーソリューションズ製IoT機器向けルータに深刻な脆弱性
「WhatsApp」とApple製品の脆弱性、連鎖させて攻撃か
Pixarの3D記述フレームワーク「OpenUSD」に深刻な脆弱性 - PoCも公開
「Argo CD」に深刻な脆弱性 - APIで認証情報漏洩のおそれ
米当局、TP-Link製ルータ2件の脆弱性悪用を確認 - 利用中止も勧告
AIサーバ向けプラットフォーム「NVIDIA HGX」「DGX」に脆弱性