「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ
「Apache ActiveMQ」のクライアントライブラリ「Apache ActiveMQ NMS.AMQP」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
同ソフトウェアは、「.NET」環境から「AMQP(Advanced Message Queuing Protocol)対応ブローカー」と接続するための「NMS(.NET Messaging Service API)」を提供するクライアントライブラリ。
「同2.1.0」で導入されたデシリアライズの制限リストが回避され、信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2025-54539」が確認された。
開発チームでは、アドバイザリにおいて重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。
「AMQPサーバ」からの細工された応答を同ライブラリで処理すると、任意のコードが実行されるおそれがある。
(Security NEXT - 2025/10/17 )
ツイート
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - スクリプトエンジンの脆弱性を修正
Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測
プロキシサーバ「Squid」に認証情報が漏洩する深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - セーフブラウジング関連の脆弱性を解消
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開

