「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
「CVE-2025-7382」「CVE-2024-13974」の2件については重要度を「高(High)」とした。
「CVE-2025-7382」は、「WebAdmin」におけるコマンドインジェクションの脆弱性。約1%の機器に影響があるという。管理者ユーザーのワンタイムパスワード認証が有効な場合にHA環境の補助ノードでコードを実行されるおそれがある。
「CVE-2024-13974」は、「Up2Date」コンポーネントに起因し、DNS環境の設定を制御することでコードの実行が可能となる脆弱性。
また、のこる「CVE-2024-13973」については、重要度を「中(Medium)」とレーティングした。これら2件は、イギリスの国家サイバーセキュリティセンター(NCSC UK)から報告があったという。
同社は2025年1月や6月から7月にかけてホットフィックスを順次リリースし、修正を実施。修正版が稼働しているか確認するよう求めている。
(Security NEXT - 2025/07/22 )
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