脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
GitLabは現地時間2025年7月9日、セキュリティアップデートとなる「GitLab 18.1.2」「同18.0.4」「同17.11.6」をリリースした。
「GitLab Community Edition(CE)」および「Enterprise Edition(EE)」向けに複数の脆弱性やバグを解消したアップデートをリリースしたもの。
バグ報奨金プログラムを通じて報告された脆弱性4件に対処した。サードパーティ製ソフトに起因するものだが、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性も含まれており、利用者に対してできるだけ早く更新するよう呼びかけている。
具体的には、特定の状況下で影響を受けるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-6948」を修正した。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「8.7」、重要度を「高(High)」としている。
またAPIリクエストを細工することでフォーク操作の制限を回避できる認可不備の脆弱性「CVE-2025-3396」に対応。CVSS基本値は「4.3」で重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2025/07/10 )
ツイート
PR
関連記事
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Druid」のCookie署名に脆弱性 - アップデートをリリース
Atlassian、2025年10月の更新で脆弱性39件を修正
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ

