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Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正

Zohoが提供するアプリケーション監視ツール「ManageEngine Applications Manager」に脆弱性が判明した。修正版が提供されている。

コマンド実行機能において設定されたブラックリストをバイパスすることが可能となる脆弱性「CVE-2025-9223」が明らかになった。

絶対パスでコマンドを指定することにより、検証を回避して管理者権限でコマンドを実行することができるという。

脆弱性の悪用には権限が必要とされており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」、重要度は「高(High)」と評価されている。

脆弱性は「同178100」および以前のバージョンに存在しており、同社では「同178200」、および「同178001」から「同178009」までのバージョンで修正した。以降のバージョンを利用するよう利用者に求めている。

(Security NEXT - 2025/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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