Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調

その後、少なくとも2023年8月ごろから「CVE-2023-4966」が標的型攻撃に悪用されていたことも明らかとなった。ランサムウェアグループの攻撃活動にも利用されるなど大きな影響を及ぼし、米政府による注意喚起も行われている。

セキュリティ研究者は、当初のアドバイザリで「CVE-2023-4966」が内部で発見され、悪用事例はないと説明されていたが、その後状況が一変した経緯を振り返り、今回見つかった「CVE-2025-5777」についても発見者が公表されておらず、悪用への懸念を示した。

これに対し、Cloud Software Groupは現地時間6月26日に情報を公開。「Citrix Bleed」「Citrix Bleed 2」と関連する印象を与えるが、これら脆弱性に一部共通点は見られるものの、関連性を示す証拠は見つかっていないと説明。

「CVE-2023-4966」は活発に悪用され、「IoC(Indicators of Compromise)」情報の提供なども行っているとする一方、今回判明した「CVE-2025-5777」については、パッチのリリース前に悪用は確認されておらず、6月26日時点でも悪用されたことを示す証拠は確認されていないことを強調した。

一方で、「CVE-2025-5777」が実際に悪用されたと見られる兆候を確認したとの声も上がっている。同じく6月26日にReliaQuestは、攻撃対象の環境における初期アクセスを獲得するため、「CVE-2025-5777」が実際に悪用されたことを「中程度」の確信を持って評価していることを明らかにした。

(Security NEXT - 2025/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ブラウザ「Chrome」にゼロデイ脆弱性 - 悪用を確認
ファイル転送製品「FileZen」にRCE脆弱性 - すでに悪用被害も
「SandboxJS」に脆弱性 - 1月下旬以降「クリティカル」7件目
「SandboxJS」に新たなクリティカル脆弱性4件 - 修正実施
「SolarWinds WHD」など4製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
Google、「Chrome 145」をリリース - 複数脆弱性を修正
Apple、「macOS」向けにセキュリティアップデートを公開
「iOS/iPadOS 26.3」を公開 - ゼロデイ含む複数脆弱性を解消
「Apache Druid」に認証回避の深刻な脆弱性 - アップデート実施を
管理基盤「JetBrains Hub」に認証回避の深刻な脆弱性