ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
センコーグループホールディングスの子会社で、生鮮食品を中心とした定温物流事業を手がけるランテックは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、システム障害が発生していることを明らかにした。大幅な集配遅延が生じているという。
同社によれば、4月21日未明にシステム障害が発生し、複数のサービスが停止したもの。外部協力のもと調査を行ったところ、ランサムウェアを用いた第三者によるサイバー攻撃を受けたことがわかった。
同社が主力とする小口混載の定温輸送サービスである「フレッシュ便」の検品システム、ウェブ配送状況照会サービスのほか、同サービス以外のサーバなどを含め、あわせて20台以上のサーバでシステムやファイルが暗号化される被害が確認された。
攻撃者はVPN機器に対して不正にログインし、同社サーバへアクセスしてファイルを暗号化していたという。
「フレッシュ便」では検品システムの被害により、商品確認を紙ベースで対応しており、発送や配送に遅延が生じるなど影響が拡大。配送状況の確認などにも時間を要する状況となっている。復旧期間は3週間ほどを見込んでいる。
同社は、4月22日に警察へ被害を申告。ゴールデンウィークの繁忙期に障害が発生したことについて謝罪するとともに、復旧に向けて全社で対応を進めているとし、顧客に対して物量制限やリードタイムの延長など、理解と協力を求めた。
(Security NEXT - 2025/04/25 )
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