「クレカセキュリティGL」が改訂 - ECの対策強化など盛り込む
また不正利用対策として、決済時に本人認証を行う「EMV 3-Dセキュア」の導入を推奨。決済前の不正ログイン対策として、2段階認証やログイン試行回数の制限、不審なIPアドレスからのアクセス制限などの対策についても言及している。
くわえて不正利用の被害が顕在化している加盟店に対しては、さらなる対策を求めており、発生状況に応じて追加のセキュリティ対策を導入することなどを盛り込んだ。
また高リスク商材とされる「デジタルコンテンツ」「家電」「電子マネー」「チケット」「宿泊予約サービス」を扱う場合などもリスクに応じた対策を実施する必要がある。
EC加盟店が対策を実施できるよう、クレジットカード会社や決済代行事業者に対し、EC加盟店に対するサポートについて強化を図るよう求めている。
(Security NEXT - 2025/03/05 )
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