「iOS」「iPadOS」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
Appleは現地時間2025年2月10日、セキュリティアップデートとなる「iOS 18.3.1」および「iPadOS 18.3.1」「iPadOS 17.7.5」をリリースした。
ロックされたデバイスのUSB制限モードが、物理的な攻撃によって無効化されるおそれがある脆弱性「CVE-2025-24200」が判明したもの。トロント大学のCitizen Labの研究者が報告した。
同社では「iOS 18.3.1」「iPadOS 18.3.1」「iPadOS 17.7.5」をリリース。同脆弱性を解消した。特定の人物を標的とした極めて洗練された攻撃に悪用された可能性があるとの報告を把握しているという。
また同社では同日「macOS Sequoia 15.3.1」「macOS Sonoma 14.7.4」「macOS Ventura 13.7.4」「watchOS 11.3.1」「visionOS 2.3.1」をリリースしている。
これらアップデートについては、リリースした2月10日の時点で、CVE番号が採番された脆弱性への対応については含まれていないとしている。
(Security NEXT - 2025/02/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告