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「Apache OFBiz」や「.NET Framework」の脆弱性悪用に注意

米当局は、「Apache OFBiz」などにおいて悪用が確認されている4件の脆弱性について注意喚起を行った。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では現地時間2025年2月4日、脆弱性4件を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加し、注意を呼びかけたもの。

米行政機関では指定された期間内に脆弱性へ対処する必要がある。また脆弱性そのものは広く悪用されるおそれがあり、注意喚起を行っている。

具体的には、「Apache OFBiz」における強制ブラウジングの脆弱性「CVE-2024-45195」を追加した。現地時間2024年8月31日にリリースされた「同18.12.16」にて、ほかの脆弱性とともに修正されている。

また「.NET Framework」に関する情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-29059」を追加した。流出した情報をもとにリモートよりコードを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は「重要(Important)」。

(Security NEXT - 2025/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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