Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Solr」に複数の脆弱性 - アップデートで修正

検索プラットフォーム「Apache Solr」に複数の脆弱性が明らかとなった。これら脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

「FileSystemConfigSetService」コンポーネントを利用する特定環境下で、信頼されている設定ファイルを置き換え、任意のコードが実行可能となる脆弱性「CVE-2025-24814」が判明した。

またWindows環境では、「configset upload API」における入力値の検証が不十分であり、zipファイルの解凍時に任意のファイルを書き込むことが可能となるパストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-52012」の影響を受けるという。

開発チームでは、いずれも重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングした。

脆弱性を修正した「Apache Solr 9.8.0」をリリースしており、ユーザーにアップデートを呼びかけるとともに、軽減策についてアナウンスしている。

(Security NEXT - 2025/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「FortiOS」にあらたな脆弱性 - 悪用済み脆弱性と関連する脆弱性も
Progress製ロードバランサーに複数の脆弱性 - 早急にアップデートを
IvantiのVPNやアクセス制御製品に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
2月のMS月例パッチがリリース - ゼロデイ含む複数脆弱性を解消
「Adobe Commerce」や「Magento」に複数脆弱性 - 緊急パッチも
「iOS」「iPadOS」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Zimbra」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版へアップデートを
行政機関向け資産管理システム「Cityworks」に脆弱性 - すでに悪用も
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に深刻な脆弱性
「MS Edge」がリリース - 独自含む脆弱性10件を解消