Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

開発サーバから情報流出か、DB破壊され脅迫文 - マイナビ子会社

マイナビの子会社で、学校向けのプログラミングスキル測定サービス「TechFUL」を展開する444は、同サービスの開発用サーバが侵害され、契約者やユーザーに関する個人情報が外部に流出したおそれがあることを明らかにした。

同社によれば、12月11日にクラウド管理会社よりネットワーク不正活動に関するアラートメールを受信。「TechFUL」のシステムについて調査したところ、翌12日に開発用サーバが不正侵入されたことが判明したという。

被害を受けたサーバには、契約者や利用者に関する個人情報が保存されており、流出した可能性がある。

同月13日には開発用サーバ内のデータベースが破壊されていることを確認。機密データを公開しないことを条件に身代金の支払いを要求する文面を発見した。

対象となるのは、2023年8月13日以前にユーザー登録を行ったアカウント4万5576件。氏名や住所、ログインID、ハッシュ化済みパスワード、学歴、職歴、スキル情報、自己PRのほか、ログインやチャット、求人応募、解答などの履歴情報が含まれる。

(Security NEXT - 2024/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意