「Next.js」に認可をバイパスされる脆弱性 - アップデートで修正
JavaScriptフレームワーク「Next.js」において、認可を回避できる脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「Next.js」のアプリケーションがミドルウェアにおいて、パス名に基づき認可処理を行っている場合、ルートディレクトリ直下のページで認可のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-51479」が明らかとなったもの。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」と評価。重要度を「高(High)」とレーティングしている。
同脆弱性は、GMOサイバーセキュリティbyイエラエの山崎啓太郎氏によって発見、報告された。現地時間10月9日にリリースされた「同14.2.15」でバグなどともに修正されている。
なお、Vercel上でアプリケーションをホスティングしている場合、同脆弱性の影響は自動で緩和されるとしている。
(Security NEXT - 2024/12/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
海外グループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ミタチ産業
DDoS攻撃観測数、前月から微減 - 最大トラフィックは縮小
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市