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市立病院の患者情報含む週間予定表が所在不明に - 神戸市

神戸市は、神戸市立医療センター中央病院の医師が、患者の個人情報が記載された資料を紛失したことを明らかにした。

同市によれば、同医師が12月4日の通勤途中、鞄に入っているはずの週間予定表がないことに気づいたという。

問題の週間予定表には、患者20人分の氏名、ID、診断結果、術式、手術予定日時、執刀担当医が記載されていた。

紛失した可能性がある場所を捜索したが発見できず、同月11日に病院へ報告。同院では警察に届けた。対象となる患者には、説明と謝罪を行っている。

今回の問題を受けて、個人情報については院外への持ち出しが禁止であるなど、患者個人情報保護マニュアルをあらためて院内に周知徹底し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/12/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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