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伊藤園の米グループ会社でランサム被害 - すでに復旧、情報流出を調査

伊藤園は、海外グループ会社である北米のITO EN(北米伊藤園)の一部サーバがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、米時間12月2日午前に同グループ会社のファイルサーバがランサムウェアにより暗号化されていることを確認したという。

被害を受けたのは、基幹システムとは異なる独立したサーバとしており、ネットワークから遮断。バックアップよりデータは復旧済みだという。

情報流出などサイバー攻撃の影響については、外部協力のもと調査を進めている。

北米伊藤園以外で同様の被害は確認されていない。同グループ会社を含め、すべてのシステムが平常通り稼働している。

(Security NEXT - 2024/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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