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介護保険料滞納者情報が記載された用紙裏面を再利用 - 木更津市

千葉県木更津市は、市内保育園で利用したリサイクル用紙に、介護保険滞納者など99人分の個人情報が印字された書類が混入し、個人情報が流出したことを明らかにした。一部は回収できていないという。

流出したのは、介護保険料滞納者の情報が記載された「要介護認定申請滞納者一覧表」。氏名や生年月日、要介護状態、認定申請日、喪失情報など要介護受給者の情報が含まれていたほか、氏名や住所、調停額、収納額、納期限をはじめとする連帯納付義務者に関する情報が記載されていた。

同市によれば、同市児童家庭課では不要用紙をリサイクルし、同市立桜井保育園において園児が絵を描く際に利用していたが、2010年7月に打ち出された一覧表が紛れ込んだという。保護者が発見し、11月22日に同市へ連絡した。

20ページの帳票を縦横に4分割して利用しており、8ページ分にあたる32枚を回収したが、12ページ48枚を回収できていない。混入した原因はわかっておらず、同市が調査を進めている。

(Security NEXT - 2010/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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