「FFmpeg」にダブルフリーの脆弱性 - パッチで修正
さまざまなコーデックに対応し、動画や音声の処理に用いられるライブラリ「FFmpeg」にダブルフリーの脆弱性が明らかとなった。
一部コンポーネントに含まれる関数においてエラー発生時にメモリが二重解放される脆弱性「CVE-2024-35368」が判明したもの。
認証なしにリモートより悪用が可能としており、深刻な影響を及ぼすおそれがある。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、同脆弱性について共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
ソースリポジトリにおいて脆弱性のパッチが提供されている。
(Security NEXT - 2024/12/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
