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書類紛失で社会保険納付記録を確認できず - 督促から判明

東京都葛飾区は、各種保険料の納付について記録した書類を紛失し、納付状況を確認できないことを明らかにした。

同区によれば、9月25日に複数の住民から戸籍住民課金町区民事務所で納付した保険料の督促状が届いたと問い合わせがあり、同事務所内を調べたところ、納付記録を確認できる書類が見当たらないことが判明した。

その後も同様の問い合わせが相次ぎ、11月14日の時点で国民健康保険料11件、介護保険料7件、後期高齢者医療保険料9件、特別区民税・都民税5件の合計32件、総額86万8422円の納付に関する書類を紛失していることがわかった。

何者かが故意に持ち去った可能性もあるとして、同区では警察に相談しつつ、調査を継続している。対象となった住民に対しては、事情を説明するとともに謝罪。不利な状況とならないよう対応するとしている。

(Security NEXT - 2024/11/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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