Synology製NASのOSやアプリに深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「DSM」向けに提供している「Replication Service」においてもリモートよりコマンドの実行が可能となる脆弱性「Synology-SA-24:22」が判明した。
同社は「DSM 7.2」「同7.1」向けに「Replication Service 1.3.0-0423」「同1.2.2-0353」を提供しており、「DSMU 3.1」向けのアップデートについても今後リリースする予定。
同社が提供するパーソナルクラウドストレージデバイス「BeeStation」において明らかとなった「Synology-SA-24:23」は、リモートよりコードを実行したり、ファイルの操作が可能となる脆弱性。「同1.1-65374」にて修正した。
のこる「Synology Drive Server」のアドバイザリ1件については、重要度が2番目に高い「重要(Important)」としている。
リモート攻撃者がセッションハイジャックやSQLインジェクション攻撃を行える脆弱性「Synology-SA-24:21」が発見された。「DSM 7.2」において「Synology Drive Server 3.5.1-26102」が提供されており、「DSM 7.1」向けのアップデートも用意を進めている。
(Security NEXT - 2024/11/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供

