Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Kubernetes Image Builder」に深刻な脆弱性 - 生成VMを侵害されるおそれ

Kubernetesクラスタで使用する仮想マシンイメージの構築ツール「Kubernetes Image Builder」に深刻な脆弱性が判明した。

「同0.1.37」および以前のバージョンで生成された仮想マシンイメージに認証情報がハードコードされる脆弱性「CVE-2024-9486」が明らかとなったもの。

同ツールに含まれる「Proxmox provider」で構築されたVMイメージでは、デフォルトの認証情報が無効化されず、リモートよりroot権限でアクセスされるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

「Nutanix」「OVA」「QEMU」「raw」についても、イメージのビルドプロセス中にデフォルトの認証情報が有効になる脆弱性「CVE-2024-9594」が判明している。ただし、「CVE-2024-9594」に関してはプロセス終了時に認証情報が無効化されるため、CVSS基本値は「6.3」、重要度は「中(Medium)」と評価されている。

「Kubernetes Image Builder」を最新版にアップデートし、影響を受ける仮想マシンイメージを再構築するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県サイト公開の障害者雇用参加企業一覧に個人情報 - 神奈川県
フィッシング攻撃の報告数が増加 - 悪用URLは減少
自治体など利用する一斉同報サービスに不正侵入 - 影響を調査
解析される「スマホアプリ」 - 接続先サーバの脆弱性や設定ミスが標的に
「GitLab」が「クリティカル」脆弱性含む24件の修正を実施
「バイトル」で会員メールアドレスが流出した可能性
「AnyDesk」に脆弱性、実証コードも - 6月の更新で修正
DB高可用性ツール「IBM Db2 Mirror for i」に権限昇格の脆弱性
PDF処理ソフト「Ghostscript」の深刻な脆弱性 - 詳細が明らかに
先週注目された記事(2026年10月4日〜2026年10月10日)