「Microsoft Edge」にアップデート - 独自含む脆弱性22件を修正
マイクロソフトは現地時間10月17日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートを公開した。同ブラウザ固有の脆弱性を含め、あわせて22件の脆弱性を修正している。
ベースとなる「Chromium 130.0.6723.59」がリリースされたことを受け、「Microsoft Edge 130.0.2849.46」をリリースしたもの。「Chromium」において修正された13件の脆弱性にくわえて、「MS Edge」に判明した脆弱性9件を独自に修正している。
具体的には、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」としてヒープバッファオーバーフローの「CVE-2024-43579」や整数オーバーフローの脆弱性「CVE-2024-43566」、型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-43596」を修正した。
脆弱性を悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがあり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはそれぞれ「7.6」「7.5」「6.5」としている。
このほか「CVE-2024-49023」「CVE-2024-43595」「CVE-2024-43578」など、「警告(Moderate)」とされる脆弱性のほか、「注意(Low)」とされる脆弱性2件に対応した。
なお、「CVE-2024-43577」に関しては、執筆時点でアドバイザリが公開されておらず、詳細は明らかにされていない。今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-9954
CVE-2024-9955
CVE-2024-9956
CVE-2024-9957
CVE-2024-9958
CVE-2024-9959
CVE-2024-9960
CVE-2024-9961
CVE-2024-9962
CVE-2024-9963
CVE-2024-9964
CVE-2024-9965
CVE-2024-9966
CVE-2024-43566
CVE-2024-43577
CVE-2024-43578
CVE-2024-43579
CVE-2024-43580
CVE-2024-43587
CVE-2024-43595
CVE-2024-43596
CVE-2024-49023
(Security NEXT - 2024/10/18 )
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