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WordPress向けファイルアップロード用プラグインに深刻な脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WordPress File Upload」に脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。

「同4.24.11」および以前のバージョンに「パストラバーサル」の脆弱性「CVE-2024-9047」が明らかとなったもの。リモートより認証を必要とすることなく、ファイルの読み取りや削除が可能となる。

DefiantのWordfenceによると、特に「PHP 7.4」以下で同プラグインを使用している場合に影響を受けるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

最新版となる「同4.24.12」において同脆弱性は修正されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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