Fortinet、セキュリティアドバイザリ3件を公開
Fortinetは現地時間10月8日、あらたにセキュリティアドバイザリ3件を公開し、同社製品に関する脆弱性を明らかにした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてセキュリティアドバイザリを公開したもの。
「FortiOS」をはじめ、「FortiProxy」「FortiPAM」「FortiSwitchManager」では、「fgfmdデーモン」においてスタックベースのバッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2024-26010」が判明した。
細工したパケットにより任意のコードやコマンドを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」。同社は重要度を「中(Medium)」とレーティングした。
一方「FortiAnalyzer」では、管理者プロファイルを持つ攻撃者により、任意のコードやコマンドの実行が可能となる権限昇格の脆弱性「CVE-2024-45330」が明らかとなっている。CVSS基本値は「7.2」、重要度は「中(Medium)」と評価した。
(Security NEXT - 2024/10/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
クラファン支援者向けの案内メールで誤送信 - レノファ山口
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局

