Check Pointのレガシー構成VPNにゼロデイ脆弱性 - 5月初旬より悪用
Check Point Software Technologies製品においてゼロデイ脆弱性が判明した。5月初旬より悪用されていると見られ、ランサムウェア攻撃に用いられたケースも確認されている。
同社は現地時間2026年6月8日にセキュリティアドバイザリを公表し、同社UTM製品のリモートアクセス環境において証明書の検証不備に起因する脆弱性「CVE-2026-50751」について明らかにした。有効なパスワードなしにVPNセッションが確立されるおそれがある。
リモートアクセス機能「Mobile Access/SSL VPN」や「Remote Access VPN」および「Spark Firewall」において、廃止された鍵交換プロトコル「IKEv1」を利用し、レガシーリモートアクセスクライアントを許可している場合に影響を受ける。
同社では、2026年6月4日に攻撃活動の兆候を観測し、調査を実施。アドバイザリの公表時点で同社が把握している最初の攻撃は前月5月7日で、6月に入り悪用の試行が増加したという。すでに数十組織で悪用が確認されており、「Qilinランサムウェア」に関連する攻撃活動にも利用された可能性があると見ている。
同社は攻撃者について「Toxプロトコル」を使用し、Palo Alto Networks、Fortinet、F5といった各社VPN関連における既知の脆弱性などを悪用して金銭目的に活動している組織の可能性があると分析。攻撃対象となる組織と地理的に近い場所のVPSサービスにインフラを用意し、攻撃を展開していたという。
(Security NEXT - 2026/06/09 )
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