Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

奨学生交流サイトに不正アクセス、個人情報が流出か - 大塚敏美育英奨学財団

大塚敏美育英奨学財団は、ウェブサイトが不正アクセスを受け、奨学生に関する個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同財団によれば、同サイトにおいてソフトウェアの脆弱性を突く不正アクセスを受け、侵害されたことを7月末に確認したもの。何らかのデータが外部に送信された痕跡が見つかっているという。

交流を目的とした奨学生専用ページにおいて、2013年度以前の奨学生が入力した氏名、性別、当時の所属大学、連絡先などが流出した可能性がある。

同財団では、奨学生専用ページを閉鎖。奨学生コミュニティ関連データの削除を行い、ウェブサイトのセキュリティ強化に取り組むとしている。対象となる奨学生には個別に報告および謝罪を行った。

なお、「奨学金申請サポートシステム」は、別ウェブサイトで運用されており、不正アクセスの影響は受けないとしている。

(Security NEXT - 2024/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
サイト侵害で個人情報流出の可能性 - 幼児向け通信教材会社
説明会の参加者向けメールで誤送信 - 鳥取労働基準監督署
Elasticのエンドポイント対策「Elastic Defend」に脆弱性 - 修正版を提供
2025年9月も300件強のDDoS攻撃を観測 - IIJレポート
「NVIDIA App」インストーラに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)