委託先でメール誤送信、自動でBCCになると誤解 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
高齢・障害・求職者雇用支援機構は、業務委託先においてメールの送信ミスがあり、職業訓練受講者に関するメールアドレスが流出したことを明らかにした。
同機構によれば、8月23日22時半ごろ、委託先よりeラーニングを活用した職業訓練の受講者に対し、教育管理システムの「お知らせ機能」を用いてメールを送信した際、誤送信が発生したもの。
1回目に100人、2回目に37人と2回にわけてメールを送信したが、いずれも送信先メールアドレスが宛先に設定され、受信者間でメールアドレスが閲覧できる状態となった。
送信担当者が2回目のメール送信先に自分のメールアドレスを含めていたことから、受信したメールを確認したことで誤送信に気づいた。
数日前に別の担当者が教育管理システムのテンプレート機能を用いて送信したメールが「BCC」で送られたことから、同システムより送信されるメールについては自動的に「BCC」で送信されると勘違いしていたという。
同月26日に同機構へ報告。委託先では対象となる受講者に対して謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼し、9月9日の時点で受信者全員がメールを削除したことを確認している。
(Security NEXT - 2024/09/19 )
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