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地震に便乗する「フィッシング攻撃」や「偽情報」に警戒を

耳目をひく派手な「偽情報」「誤情報」ほど情報の拡散スピードが早く、厄介だ。不正確な情報は、さらなる混乱を招く。ノイズに埋もれてしまうことで、本来必要とされる情報が届きにくくなり、対応を阻害するおそれさえある。

公的機関が「偽情報」や「誤情報」をもとにした通報などに振り回されれば、災害時の貴重なリソースを浪費し、実際に必要とされる救援や支援が遅延したり、届かなくなるなど実害を及ぼす可能性も否定できない。

SNSは便利で、貴重な情報源となる場合もあるが、「知り合いから共有された」だけでは、信頼性が確保されているとは言い難い。

情報を共有する前に一旦立ち止まり、一次情報へアクセスして信頼できる情報であるか確認するなど、慎重に行動することが求められる。

(Security NEXT - 2024/08/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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