日帰り温泉施設の会員システムで個人情報流出の可能性
日帰り温泉施設「瀬戸内温泉たまの湯」のサーバが侵害され、顧客に関する個人情報が外部に流出した可能性があることがわかった。
同施設を運営する宇野港土地によれば、7月11日に従業員よりシステムへアクセスできないとの報告が寄せられ、業務委託先が調査を行ったところ、サーバにおいて外部より侵害された形跡を確認したという。
今回のサイバー攻撃により、たまの湯LINEの有料会員情報6612件が流出した可能性がある。氏名、住所、電話番号、生年月日、性別などが含まれる。
くわえてレストランやレンタルサイクルのウェブ予約サービス利用者に関する4235件の氏名、住所、電話番号、団体名、メールアドレス、予約システムのログインパスワードなども被害に遭ったおそれがある。
同社ではサーバを停止し、警察と個人情報保護委員会へ報告。外部協力のもと、被害状況の確認など調査を進めている。同じパスワードを他サイトで使い回している場合は、変更するよう関係者に注意を呼びかけた。
侵害されたシステムを排除し、セキュリティ対策の強化やパスワードの変更を行った上で、7月中の復旧を目指している。
(Security NEXT - 2024/07/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB抽出の個人情報が外部から閲覧可能に、設定ミスで - RIZAP
監視ツール「WhatsUp Gold」の深刻な脆弱性、詳細が明らかに
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性2件を解消
QNAP製NASのOSに複数脆弱性 - アップデートで修正
「WordPress」のメンテ機能を提供するプラグインにRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年12月1日〜2024年12月7日)
職員が携帯電話を一時紛失、保護ケースにロック解除メモ - 新潟県
複数の決裁文書が所在不明に、盗難の可能性も - 四條畷市
会員顧客向けメールで誤送信 - PC周辺機器メーカー
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀