システムの仕様を知らずメール誤送信が発生 - 東京都福祉保健財団
東京都福祉保健財団は、研修受講者へメールを送信した際、メールアドレスが流出したことを明らかにした。
同財団によれば、7月8日に担当者が研修受講者472人にメールを送信した際、メールアドレスが宛先として設定され、流出したもの。
メール送信にあたり、研修で使用するシステムの「お知らせ機能」にあった「メール送信機能」をはじめて使用。他担当者の確認を経て案内メールを送信したものの、「お知らせ」機能は宛先欄にメールアドレスを挿入するしくみだった。
流出後にシステム会社に確認したことで宛先にメールアドレスが設定される仕様であることを把握したという。
同財団では、対象となる受信者に謝罪。誤送信したメールの削除を依頼した。研修時にあらためて謝罪を行っている。
今回の問題を受けて、今回利用した送信機能を廃止。他機能に関してもセキュリティ上のリスクがないか検証するとしている。
(Security NEXT - 2024/07/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
GitLab、セキュリティアップデートを公開 - 脆弱性12件を解消
誤送信でセミナー参加者のメアドが流出 - 埼玉県産業振興公社
「Adobe Acrobat/Reader」に6件の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiのリモートアクセス製品に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MS、2024年最後の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性も修正
医師が私物PCを盗難、内部に患者の個人情報 - 慶大病院
サイゼリヤ、ランサムウェア攻撃で個人情報流出 - 6万件超が被害か
米当局、「Windows」に判明したゼロデイ脆弱性に注意喚起
「Ivanti CSA」に深刻な脆弱性 - 管理者権限を奪われるおそれ
「Dell PowerFlex」など複数製品に深刻な脆弱性 - アップデートを公開