Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Atlassian、複数製品でのべ11件の脆弱性に対応

Atlassianは現地時間7月16日、セキュリティアドバイザリをリリースした。複数製品においてのべ11件の脆弱性を解消したという。

同アドバイザリでは、前月にリリースしたアップデートで修正した「Bamboo」「Confluence」「Jira」「Jira Service Management」に関する脆弱性について明らかにした。

実装されているサードパーティ製ソフトウェアに関する脆弱性も含め、重要度が「高(High)」とされるのべ11件の脆弱性に対処。重複を除くと10件の脆弱性を解消している。

「Bamboo」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアが「8.1」とされる2件の脆弱性を解消。「Confluence」では、CVSS基本値が「7.5」とされる5件を含む7件の脆弱性に対処している。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-12402
CVE-2021-35515
CVE-2021-35516
CVE-2021-35517
CVE-2021-36090
CVE-2022-41966
CVE-2024-21686
CVE-2024-21687
CVE-2024-21688
CVE-2024-22262

(Security NEXT - 2024/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意