Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

GitLab、クリティカルパッチを公開 - 深刻な脆弱性を修正

GitLabは、開発プラットフォーム「GitLab」に判明した深刻な脆弱性を解消するセキュリティアップデートをリリースした。できる限り早急に更新するよう呼びかけている。

「GitLab Community Edition(CE)」「GitLab Enterprise Edition(EE)」向けにセキュリティアップデートとなる「同17.1.2」「同17.0.4」「同16.11.6」をリリースしたもの。

なかでも任意のユーザーとしてパイプラインを実行できる「CVE-2024-6385」は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.6」と高く、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

このほか、重要度が「中(Medium)」とされる1件、「低(Low)」とされる4件など、あわせて6件の脆弱性に対応した。

同社は、脆弱性やバグなど重要な修正を行っているとし、すべての利用者に対してアップデートするよう強く求めている。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-2880
CVE-2024-5257
CVE-2024-5470
CVE-2024-5528
CVE-2024-6385
CVE-2024-6595

(Security NEXT - 2024/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会