WordPress向けメールマーケプラグインにSQLi脆弱性
メールマーケティング機能を提供する「WordPress」向けプラグイン「Icegram Express」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「同5.7.23」および以前のバージョンにタイムベースSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-5756」が明らかとなったもの。認証なしにデータベースを操作することが可能になるという。
DefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
同アプリを提供するIcegramでは、現地時間6月12日にリリースした「同5.7.24」にて同脆弱性を修正。最新版は同月20日にリリースした「同5.7.25」となっている。
同プラグインについては4月以降、「CVE-2024-2876」や「CVE-2024-4295」なども判明し、修正が実施されており、脆弱性を標的とした攻撃も観測されている。
(Security NEXT - 2024/06/26 )
ツイート
PR
関連記事
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先事業者がメールを誤送信、メアド流出 - 栃木県