Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WooCommerce」向けフィルタプラグインにSQLi脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けプラグイン「WooCommerce Product Filter」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。

同ソフトウェアは、「WordPress」で動作するeコマースプラットフォーム「WooCommerce」において、ウェブ利用者に商品検索のフィルタリング機能を提供するプラグイン。
「同1.4.9」および以前のバージョンにタイムベースのSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-6027」が明らかとなった。脆弱性を悪用されると、データベースより機密情報が漏洩するおそれがある。

DefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

同プラグインを開発するThemifyでは、現地時間6月18日に「同1.5.0」をリリース。同脆弱性を解消したという。

(Security NEXT - 2024/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
講座延期の通知メールを誤送信、メアド流出 - 滋賀県発達障害者支援センター
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
整体サロン店舗端末から顧客情報が流出した可能性
講座申込ページで設定ミス、申込者情報が流出 - 横須賀市
グループ会社サーバから個人情報が流出 - 茨城県の人材サービス会社
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正