Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Rancher」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正

コンテナの管理プラットフォーム「Rancher」の開発チームはアップデートをリリースした。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性などへ対処している。

「Rancher 2.8.5」「同2.7.14」をリリースしたもので、4件の脆弱性を修正しており、開発チームでは「セキュリティリリース」と位置づけている。

修正した脆弱性を見ると、コンポーネントである「RKE」において資格情報が「configmap」に保存され、読み取り権限があれば管理者以外も参照できる「CVE-2023-32191」に対処した。

今回判明した脆弱性においてもっとも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが高く、最高値となる「10.0」と評価されており、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

認証プロバイダ(AP)から削除されたユーザーを自動的にクリーンアップしない脆弱性「CVE-2023-22650」を修正。さらに権限昇格の脆弱性「CVE-2023-32196」、シークレットの暗号化構成を有効した場合も一部平文で書き込まれる「CVE-2024-22032」を解消している。

CVSS基本値は、それぞれ「8.8」「6.6」「6.5」と評価されており、重要度は「CVE-2023-22650」を「高(High)」、のこる2件を「中(Moderate)」とした。

(Security NEXT - 2024/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2026年9月6日〜2026年9月12日)
「GitLab」「ConnectWise」の脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
リモートアクセス製品「ConnectWise ScreenConnect」に深刻な脆弱性
サポート詐欺で約4000ファイル削除 - サカイHD子会社
「東京外環プロジェクト」サイトで侵害のおそれ - 公開を一時停止
情報基盤から学生や教職員の個人情報が流出した可能性 - 東京科学大
「GitLab」にセキュリティ更新 - 「クリティカル」脆弱性を修正
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 早急に更新を
政府共通の業務実施環境「GSS」に不正アクセス - VPN機器の脆弱性を悪用
Dellのシンクライアント向けOSに複数の深刻な脆弱性