Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールアカウントが乗っ取り被害、大量のスパム配信 - 三重県文化振興事業団

三重県文化振興事業団は、同事業団が管理するメールアカウントが侵害され、同アカウントから大量の迷惑メールが送信されたことを明らかにした。

同事業団によれば、6月14日9時ごろ、職員が定期監視のためサーバログを確認したところ、同日1時50分ごろメールアカウントを第三者に乗っ取られ、同メールアカウントより迷惑メールが送信されていることを確認した。同日9時半ごろに同アカウントを削除し、パスワードを変更したアカウントを再作成したという。

送信されたメールの詳細な件数、送付先、送信内容などはわかっていないが、期間中に攻撃者が所有するメールアドレス約20万件に対してメールが送信されており、約13万件については配信できずにエラーとなっていたが、約7万件のメールが実際に配信されたと見られる。

同団体ではメールサーバからほかの情報漏洩がなかったことを確認したと説明。同アカウントを侵害された原因については調査中としている。

同事業団や三重県総合文化センター、三重県文化会館の名称がタイトルに入っていても、身に覚えのないメールについては開封せず、削除するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

チラシ案内先からイベント申込者情報が閲覧可能に - 佐賀のDC
不正アクセスでシステム障害、情報流出は調査中 - 三浦工業
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
子育て支援アプリを停止、「セキュリティ上の問題」 - 江崎グリコ
「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」、10月にオンライン開催
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター