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脆弱性悪用リストに「Windows」や「Google Pixel」など3件追加 - 米当局

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、あらたに3件の脆弱性が悪用されているとして注意喚起を行った。

攻撃が発生しているとして、現地時間6月13日に「CVE-2024-26169」「CVE-2024-32896」「CVE-2024-4358」の3件を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加したもの。

米行政機関に対して一定期間内にこれら脆弱性へ対応するよう促すとともに、広く注意を呼びかけた。

「CVE-2024-26169」は、Windowsのエラー報告サービスに明らかとなった脆弱性。3月の月例セキュリティ更新にて修正していた。

公開当初、脆弱性の悪用、公表いずれも確認されておらず、悪用可能性指標を「悪用される可能性は低い」と評価していた。

(Security NEXT - 2024/06/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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