個情委見解受け再精査、個人情報流出の可能性ありと判断 - こころネット
冠婚葬祭事業を手がけるこころネットは、1月に判明したサイバー攻撃に関して、当初個人情報の可能性が低いと結論付けていたが、対応を一転して個人情報が流出した可能性もあるとして対象者などを明らかにした。
1月16日にサーバへのアクセスができなくなる不具合が発生。原因についてフォレンジック調査を行ったところ、サーバにおけるパスワードの改ざんや、ファイルの生成、マルウェアの実行などが判明した。
同社はフォレンジック調査の結果、サーバ上のファイルを閲覧されたり、転送された痕跡は発見されなかったとし、個人情報が外部に流出した可能性は極めて低いと結論付けて3月1日に発表。
同月19日に調査結果を個人情報保護委員会へ報告したが、4月に入り、個人情報保護委員会の見解のもと、調査結果の再精査を実施。その結果、個人情報が外部に流出した可能性もあるとして、今回の対応に至ったという。
こころネットやグループ企業であるたまのや、カンノ・トレーディング(石のカンノ)、With Wedding、北関東互助センターにおいて利用履歴がある顧客やグループの従業員において個人情報が流出した可能性がある。
(Security NEXT - 2024/05/28 )
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