Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NetflixのOSS「Genie」に脆弱性 - アップデートを提供

Netflixが開発するオープンソースの分散型ビッグデータの統合処理ツール「Genie」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

ファイルのアップロード機能においてパストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-4701」が明らかになったもの。

アプリケーションに送信されたファイルをローカルシステム内に保存している場合に同脆弱性の影響があり、悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.9」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームは、脆弱性を修正した「同4.3.18」をリリースしており、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意