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WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性

WordPress向けに提供されているプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性が明らかとなった。

同ソフトウェアは、「WordPress」をホストするクラウドサービス「InstaWP」において、「WordPress」のステージングや移行などを支援するプラグイン。

同プラグインの「REST API」においてファイル検証不備の脆弱性「CVE-2024-2667」が明らかとなった。脆弱性を悪用することで任意のファイルをアップロードでき、コードを実行されるおそれがある。

DefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

「同0.1.0.22」および以前のバージョンに影響があり、3月29日にリリースされた「同0.1.0.23」にて修正された。

(Security NEXT - 2024/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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